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2020年度(10月実施分)宅地建物取引士試験の合格発表!合格率/合格基準点まとめ
2020年10月18日(日)に実施された2020年度(10月実施分)の宅地建物取引士試験の試験結果が RETIO(不動産適正取引推進機構)のホームページにて公表されましたので、こちらのサイトでも情報をまとめてみました。
今年の結果データはもとより昨年の試験結果も洗ってみましたので、去年のデータと見比べながら今年はどんなもんだったのかを見比べれるようにしてみました。
あと、最後に総括も載せてますので参考にしてください!
記事の目次
2020年度(10月実施分)宅地建物取引士試験の試験結果
申込者数
種別 | 今年度 (2020年10月) | 昨年度 (2019年) | 対前年比 |
通常受験者 | 153,106人 | 217,914人 | -29.7% |
(男) | (106,223人) | (149,048人) | (-28.7%) |
(女) | (46,883人) | (68,866人) | (-31.9%) |
登録講習修了者 | 51,057人 | 58,105人 | -12.1% |
(男) | (33,500人) | (38,116人) | (-12.1%) |
(女) | (17,557人) | (19,989人) | (-12.2%) |
合計 | 204,163人 | 276,019人 | -26.0% |
受験者数
種別 | 今年度 (2020年10月) | 昨年度 (2019年) | 対前年比 |
通常受験者 | 123,497人 | 169,126人 | -27.0% |
(男) | (85,074人) | (115,038人) | (-26.0%) |
(女) | (38,423人) | (54,088人) | (-29.0%) |
登録講習修了者 | 45,492人 | 51,671人 | -12.0% |
(男) | (29,657人) | (33,727人) | (-12.1%) |
(女) | (15,835人) | (17,944人) | (-11.8%) |
合計 | 168,989人 | 220,797人 | -23.5% |
受験率
種別 | 今年度 (2020年10月) | 昨年度 (2019年) | 対前年比 |
通常受験者 | 80.7% | 77.6% | +3.1% |
(男) | (80.1%) | (77.2%) | (+2.9%) |
(女) | (82.0%) | (78.5%) | (+3.5%) |
登録講習修了者 | 89.1% | 88.9% | +0.2% |
(男) | (88.5%) | (88.5%) | (+-0%) |
(女) | (90.2%) | (89.8%) | (+0.4%) |
合計 | 82.8% | 80.0% | +2.8% |
合格者数
種別 | 今年度 (2020年10月) | 昨年度 (2019年) | 対前年比 |
通常受験者 | 20,826人 | 25,643人 | -18.8% |
(男) | (13,863人) | (17,009人) | (-18.5%) |
(女) | (6,963人) | (8,634人) | (-19.4%) |
登録講習修了者 | 8,902人 | 11,838人 | -24.8% |
(男) | (5,307人) | (7,179人) | (-26.1%) |
(女) | (3,595人) | (4,659人) | (-22.8%) |
合計 | 29,728人 | 37,481人 | -20.7% |
合格率
種別 | 今年度 (2020年10月) | 昨年度 (2019年) | 対前年比 |
通常受験者 | 16.9% | 15.2% | +1.7% |
(男) | (16.3%) | (14.8%) | (+1.5%) |
(女) | (18.1%) | (16.0%) | (+2.1%) |
登録講習修了者 | 19.6% | 22.9% | -3.3% |
(男) | (17.9%) | (21.3%) | (-3.4%) |
(女) | (22.7%) | (26.0%) | (-3.3%) |
合計 | 17.6% | 17.0% | +0.6% |
合格基準点
本年度(2020年10月実施分)の合格基準点
50問中38問以上正解した者を合格とする。
(登録講習修了者は45問中33問以上正解した者を合格とする。)
昨年度(2019年)の合格基準点※参考情報
50問中35問以上正解した者を合格とする。
(登録講習修了者は45問中30問以上正解した者を合格とする。)
宅建士試験の過去20年間の試験結果推移
試験結果からの総括
まずは、宅建士試験に合格された方はおめでとうございます!
今年の宅建士試験は民法大改正の初年度試験ということもあり、かなり合格率が下がるのでは?という世の中の見解もありましたが、予想通り民法は難化した一方、宅建業法は易化した影響もあり、全体的な合格率は前年度よりややよい結果となっておりました。
ただし、今年は新型コロナの影響をモロに受けたこともあり特例の年2回実施(10月実施、12月実施)となったため、今回の10月度試験としては申込者数、受験者数、合格者数ともに前年度比で20%強の減少となってました。
※正確な比較ではないため厳密には今後12月実施分と合算して比較します
なお、新型コロナの状況を考えると来年以降も同様の形式になる可能性も高いため、来年受験を目指している方は試験情報を十分にウォッチしつつ、申込処理などはなるべく早めに行っておくことをおすすめします。
ちょっと話が脱線しましたが、試験の合格率に関しては20年間の推移を見ても分かる通り、15~17%の間で推移し決して簡単な試験ではありませんので、今年残念だった方、これから目指す方は十分準備して試験対策を行うようにしましょう!
参考リンク
令和2年度宅地建物取引士資格試験(10月実施分)結果の概要(PDF) | RETIO 一般財団法人 不動産適性取引推進機構
令和元年度宅地建物取引士資格試験合格者-受験番号- | RETIO 一般財団法人 不動産適性取引推進機構