【宅建士】TAC(タック)の宅建士講座を徹底解説!評判や口コミをとことん調査!

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「資格の学校TAC」は全国に教室を構えており、宅建士講座の専任講師だけでもなんと40名もの講師を抱えている大手資格学校で、ここ3年間(2014~2016年)での宅建士試験合格者はのべ3,362名と非常にたくさんの宅建士ホルダーを輩出しております。

TACでは通学講座と並行して同カリキュラムを通信講座で学べるコースも併設しておりますので、本記事ではそのあたり実際に管理人が資料請求した情報などを踏まえてじっくりと深掘りして解説していきたいと思いますので、一緒に見ていきましょう!


TACの宅建士講座の概要

講座コース
■初学者向け

  • 総合本科生SPlus
  • 総合本科生S
  • 総合本科生

■初学者・学習経験者向け

  • 週一マスター本科生
  • 速修本科生
  • チャレンジ本科生
  • まるかじり本科生
  • スマートWeb本科生

■学習経験者向け

  • 実力完成本科生
  • 答練本科生
教材内容
■テキスト
講座オリジナルテキスト(モノクロ)

■講義
§教室講座
 教室でのライブ授業

§個別DVD講座・通信講座
 教室授業を収録した映像講義(Web・DVD)

eラーニング環境
あり(講義視聴)
サポート内容
  • 回数無制限の質問サポート(メール)
  • 自習室の無料開放
  • 講義録(講義の板書)のPDFでの配布
  • スクーリング制度(最大7回)
  • 全国公開模試の受験
割引制度
固定の割引制度・割引キャンペーンあり※詳しくは後述
キャッシュバック・返金制度
なし
教育訓練給付制度(指定講座)
複数の指定講座あり※詳しくは後述
単科受講・オプション受講
あり※詳しくは後述
サンプル教材の提供
公式サイト上で体験講義の視聴が可能
公式サイト
 TAC(タック)の宅建士講座 公式サイト

TACの宅建士講座の特徴

講座で使用している教材はTACの完全オリジナル教材

TACの宅建士講座で使用している教材については、専属講師陣が本試験の出題傾向を分析し、合格するために必要な範囲、項目を抽出して作成しているため、最新の試験傾向をガッツリと織り込んだ教材として準備されてます。

市販テキストだとなかなか重要項目とは書いてあるけど、どの程度重要なのか?ってのが分かりにくい点もオリジナル教材と講師による講義で明確になりますので、かなり学習効果は高くなります。

ただし、ケチを付けるとすれば他社がフルカラーや2色刷りのテキストを採用してるってのもあるので、せめて2色刷りとかがよかったかも。。

まぁ、この辺りは人によりけりなので、印刷配色などをあまり気にしない人については良教材であることは間違いありません。

講座コースのラインナップは資格学校ではおそらく一番の多さ

大手資格学校と言えば、学習レベルの初級者から上級者までが学ぶことが出来る講座コースが複数用意されていることが多いですが、その中でもTACの宅建士講座についてはダントツでコース数が多いです。

詳細については「講座コースの内容と受講料」の項で詳しく解説しますが、学習レベル、学習スタイル、学習期間に応じたバリエーションが揃ってますので、まぁ、どんな人が受講しても必ずどこかにはハマる感じはしますね。

また、独学受験生向けの科目別対策講座や実力確認が出来る全国公開模試も実施してますので、そういった形でTACのエッセンスを味わうことも可能です。

サポート体制の充実度は大手資格学校ならでは

TACの宅建士講座では、複数種類の受講生サポートが用意されておりますが、受講スタイルによって受けれるサポートの内容が少し変わってきます。

サポート内容通学通信
教室講座個別DVDWeb通信DVD通信
質問サポート(無制限)※メール
講義音声の無料ダウンロード
自習室の利用
全国公開模試の会場受験
個人成績表のWeb閲覧
随時入学(追っかけフォロー)
講義欠席時の振替
個別DVD振替
同講義の複数回出席
スクーリング制度(教室講義の受講)
講義録(講義の板書)の配布

※基本的には本科生以上のコース受講生が対象

質問サポートや講義音声のダウンロードなどの各受講スタイルで共通しているサポート内容だけでも結構手厚い感じなんですが、やはり通学講座のほうがより充実した内容となってます。

まぁ、質問サポートで言っちゃえばメールで聞く以上に校舎で直接講師に質問出来るって強みがあるので、サポートを重視される方は通信よりも通学のほうが断然イイと言えますね。

割引制度も充実&割引キャンペーンもかなり強力

TACの宅建士講座での割引制度内容は以下と通りとなっております。

TACの宅建士講座 割引制度
  • 再受講割引(40%OFF)
  • 受験経験者割引(15%OFF)
  • 宅建業従業者割引(10%OFF)
  • 他資格合格者割引(20%OFF)
  • 他資格受講者割引(20%OFF)
  • 学生応援割引(10%OFF)

宅建士試験の受験経験者、資格試験受験経験者に有利に働く内容となってますが、まったくのゼロの方でも安く受講するのであれば、早期割引キャンペーンがおすすめです。

TACでは、各講座の開講前、直後あたりに大幅な割引が適用されるキャンペーンを行ってますので、まずは公式サイトでそのあたりをチェックするようにしましょう。

なお、割引制度も割引キャンペーンも取り逃がしたって方は、最後の砦、教育訓練給付制度の指定講座で給付金の支給を目指すようにしましょう。

この制度の対象者であるという絶対条件が必要とはなりますが、利用可能であれば受講料の最大20%が給付金として支給されますので、実質20%OFFの受講料の負担で済みます。

対象講座については後ほどの項で解説しますが、いくつかの割引フィルターが用意されているのもTACの特徴と言えます。

毎年の受講生の合格者数は約1000名とかなり多い、がしかし、、

TACの2020年度の受講者合格者数は911名とかなり多く、過去10年での合計合格者が10,972名と年平均1,000人オーバーの合格者を輩出している、いわば宅建士保有者製造施設とでもイイくらいの人数が合格しているんですね。

ただし、結局何人受験しての結果なのか?ってところを少しハッキリさせておきたいので、当サイトではおなじみの教育訓練給付制度の検索システムの力を借りて、指定講座となっている講座より合格率を割り出してみました。
※通学、通信をかなりの数だったので、とりあえず通信のみで抽出してます。

■総合本科生SPlus(DVD・Web)通信

■総合本科生S(DVD・Web)通信

■総合本科生(DVD・Web)通信

■速修本科生(DVD・Web)通信

参考:教育訓練給付制度 検索システム

■合算してみた結果
項目令和02年度平成31年度平成30年度
受講修了者数375人463人
資格受験者数189人253人
受験率50.4%54.6%
合格者数63人76人
合格率33.3%30.0%

ん~、、突き抜けて良いってほど合格率ではない感じ、、

一般の合格率については平成31年(令和元年)で17.0%、平成30年で15.6%となってるため、その合格率は上回っておりますが、宅建士講座を経由の受験生であれば50%はほしいところではあるので、資格講座としてはやや物足りない結果となっております。

まぁ、あくまでも教育訓練給付制度の指定講座のサンプリング調査って話なんで、この数字が全てではないですが、見えている数字での実績面でやや不安が残りますね。。

その他の特徴を公式サイトでチェック

講座コースの内容と受講料

先ほどのTACの宅建士講座の特徴のところでも記載しましたが、TACはとにかく講座数がかなり多いです。一応、前フリしたからには余すことなくこちらの記事にまとめようかと思い書き出したんですが、少し後悔しているレベルの内容となってます。

ただ、講座名だけだとイマイチどういった内容のカリキュラムになってるのかが分かりづらいモノもあります。。
※「まるかじり本科生」とかまさにそう、、

なので、詳しくは公式サイトの講座コース解説ページでご確認ください。

なお、以下では講座名、受講形式、受講スタイル、教育訓練給付制度の指定有無(が付いてるのは指定講座です)、受講料をまとめておりますので、ぜひ参考にしてください。

初学者向けの講座コース

講座名受講形式受講スタイル受講料(税込)
総合本科生SPlus(エスプラス)通信Web通信講座196,000円
DVD通信講座206,000円
通学教室講座200,000円
ビデオブース講座200,000円
総合本科生S通信Web通信講座169,000円
DVD通信講座180,000円
通学教室講座175,000円
ビデオブース講座175,000円
総合本科生通信Web通信講座147,000円
DVD通信講座156,000円
通学教室講座152,000円
ビデオブース講座152,000円

初学者・学習経験者向けの講座コース

講座名受講形式受講スタイル受講料(税込)
速修本科生通信Web通信講座121,000円
DVD通信講座129,000円
通学教室講座126,000円
ビデオブース講座126,000円
チャレンジ本科生通信Web通信講座94,000円
DVD通信講座100,000円
通学教室講座98,000円
ビデオブース講座98,000円
スマートWeb本科生通信Web通信講座89,000円

学習経験者向けの講座コース

講座名受講形式受講スタイル受講料(税込)
実力完成本科生通信Web通信講座115,000円
DVD通信講座123,000円
通学教室講座120,000円
ビデオブース講座120,000円
答練本科生通信Web通信講座90,000円
通学教室講座98,000円
ビデオブース講座98,000円

科目別対策・オプション講義

■科目別対策講座
講座名受講形式受講スタイル受講料(税込)
民法ベーシックパック通信Web通信講座62,000円
通学教室講座62,000円
個別DVD講座62,000円
宅建業法ベーシックパック通信Web通信講座42,000円
通学教室講座42,000円
個別DVD講座42,000円
法令上の制限・その他関連知識ベーシックパック通信Web通信講座45,000円
通学教室講座45,000円
個別DVD講座45,000円
■オプション講座
講座名受講形式受講スタイル受講料(税込)
入門講義通信Web通信講座12,000円
DVD通信講座12,000円
通学教室講座12,000円
個別DVD講座12,000円
まとめ講義通信Web通信講座16,800円
DVD通信講座16,800円
通学教室講座16,800円
個別DVD講座16,800円
解法テクニック講義通信Web通信講座12,600円
DVD通信講座12,600円
通学教室講座12,600円
個別DVD講座12,600円

講座コースの詳細を公式サイトでチェック

TACの宅建士講座に関する評判・口コミ


実際にTACの宅建士講座を受講された方々の評判・口コミを集めてみました。

色々と口コミを見ている中で「答練によるアウトプット」に関する意見が結構多く、カリキュラムの中で半ば強制的にアウトプットをすることで、インプットで得た知識が定着したという結果を得ている方が多かったです。
なんかよく分からないけど合格できる力が付くよりも、成長を実感できるカリキュラムってのがイイですね^^

20代 男性
不安を残さずに無理なくステップアップできた

インプットを十分に行った上でアウトプットの答練があるので、知識の定着はもちろん、無理なくステップアップできました。不安を残さずに次の単元に進めるカリキュラムになっていたので良かったです。

20代 女性
答練のおかげでモチベーションを保てました

民法等から学習を始めることで、基本的な知識を頭に入れてから宅建業法を学習することができました。また、科目ごとに答練があり、それに向けてモチベーションを保って復習ができました。

30代 男性
内容が頭に入りやすい教材でした

テキストが図式化されており、勉強が苦手な自分でも内容がすんなり頭に入ってくる教材でした。トレーニング(過去問題集)も重要度に応じてA・B・Cランクに分かれており、勉強する上で非常に良かったです。答練なども実際の試験問題同様のマークシート方式になっており、本試験ではさほど緊張せずに受けることができました。

30代 男性
丸暗記ではなく、しっかりと理解できました

民法等は、独学ではわかりにくい論点もわかりやすく説明していただき、丸暗記するのではなく、しっかりと理解することができました。講義中、重要な論点は何度も遡って復習し覚えることができました。

その他の評判・口コミを公式サイトでチェック

TACの資料請求をしてみました!

管理人が実際にTACの公式サイトから資料請求の申し込みを行い、入手したのがこちらのパンフレット一式です。

講座パンフレット到着~中身の物色まで

資料請求して届いた封筒
公式サイトから資料請求して約2日間ほどで到着しました。中身は思っていたよりも結構ぶ厚めな感じです。
封筒の中身一式
入っているモノ一式です。講座パンフレット、給付金の解説冊子、割引のチラシなどが同梱されてます。
講座パンフレットの中身
こちらは講座案内パンフレットの中身その1。宅建士合格者を集めたパーティ?の様子。TACこれ好きやねぇ。
カリキュラム解説
こちらは講座案内パンフレットの中身その1。TACのカリキュラム内容、各講座コースの詳細が細かく載ってます。

資料請求してみた感想

他資格のTACの資料請求をしたことがあるんですが、まぁ、決まって見開きページのところは合格祝賀パーティー的な絵から入る感じなんですねぇ。見るたびに「これ要る?」と思ってしまう管理人なんですが、まぁTACさんの方針なのでここはそっとしておきましょう。

と、全然関係ない感想から入ってしまいましたが、パンフレットとしてはTACの宅建士試験の概要、宅建士講座の特徴解説、各講座コースの詳細などが事細かに解説されてましたので、公式サイトよりは深い情報が得られたという感じでした。

一応、パンフレット内に講座で使用するテキストの特徴などが解説されてますが、ここは出来ればサンプルテキストなんかを一緒に入れておいてくれたほうが、受講する側としては判断しやすいのにね、と思ったりしました。

まぁ、TACの宅建士講座の詳細を知るにはちょうどよい内容となってますので、まずは講座パンフレットを仕入れてみるのをおすすめします。

TAC宅建士講座の資料請求はこちら

TACの管理人的評価

TACの宅建士講座 評価
教材クオリティ15pt
カリキュラム15pt
受講料(安さ)5pt
サポート体制20pt
運営実績10pt
【総合評価:65pt】

TACの宅建士講座について、本記事で長々と解説してきましたが、率直な感想を言いますと通学出来るなら通学したほうがよいですね。マジで。

上記の評価については、あくまでも本サイトのタイトルの通り「通信講座」という目線での評価であるため、コスパの面など少し厳し目に判断してますが、サポートの充実度に関しては通信でもかなりイイですが、通学のほうがさらに内容が向上するので、その踏まえるとコスパも×→△になるかと思います。
※まぁ、それでもやっぱ受講料は高い印象、、

あと、不安に感じる点としては、教育訓練給付制度の指定講座を対象とした受講生合格率のサンプリングチェックで資格講座としては微妙だった点です。

講座コースによって、何か優劣があるのか?とか細かい点まではリサーチしていないってのもありますので、その辺りはまた別の記事でガッツリ掘り下げて調べてみたいと思います。

Checkこんな方におすすめです!
  • 運営実績の豊富な講座を探している方
  • 受講生サポートが充実している講座をお探しの方
  • 問題演習をこなして得点力アップを目指す受験経験者の方
  • 圧倒的な学習量をこなせる方
  • 通信・通学の両方で探している方(TACなら絶対通学がイイ)

先ほども少し書きましたが、TACの宅建士講座の詳細については、公式サイトよりも講座パンフレットの冊子で見たほうが情報が集約されてて分かりやすいので、受講をご検討中の方はぜひ公式サイトから資料請求してみてください!



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